―読心術―

Posted by 松長良樹 on 26.2010 2 comments 0 trackback
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 この能力を持っていたのは、岡田真二という優秀な刑事だった。岡田は幼い頃から相手の心を読む事が出来た。最初は相手の心をずばり言い当てて薄気味悪がられていたが、岡田が成長すると共にその能力はカモフラージュされ、不用意に語られる事はほとんどなくなった。

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―分身―

Posted by 松長良樹 on 21.2010 2 comments 0 trackback
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 この能力に恵まれたのは、東京都に住む若き報道記者だった。名をケンイチと言う。報道関係の仕事はあまりにも忙しく、極度の煩雑さがケンイチにこの能力を獲得させたものと思われる。
 体がもっと欲しい……。というケンイチの切なる願いが天に通じたのか、或いはケンイチがそういうDNAを最初から持っていたのか、はたまた突然変異なのか。その辺は全く分かっていない。不明のままなのだ。
 後年ケンイチは科学者達の恰好の実験材料となるのだが、その話はひとまず置いておき、分身の結果ケンイチがどうなったのかだけ述べよう。

―不死身―

Posted by 松長良樹 on 23.2010 0 comments 0 trackback
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 この薬を発明したのは天才的な科学者兄弟であった。いや、天才的というのは当たらない。兄弟はまさに天才であった。
 しかし、残念ながら彼らに関する公的な記憶はなに一つ残ってはいない。
 彼らの発明した不死身の経口薬は人体をあらゆる危機から回避し、薬を摂取した兄弟に以下の肉体的特徴を与えた。

―透明―

Posted by 松長良樹 on 19.2010 0 comments 0 trackback
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 ここに一人の博士が透明薬を発明した。今世紀最大の発明であることは明白で疑う余地もないであろう。昔はSF映画に出てくるたわいもない絵空事だった事項が現実のものとなったのである。博士の類稀なる科学のセンスと、その理知的な探究心に敬意を払うのはごく当然の事といえる。
 博士の経歴、国籍、発明までの経緯については専門的でややこしく余計な前置きとなり、話の興味を削いでしまう恐れもあるので、ここではその一切を省略させていただく。
 ともかく博士は透明薬を発明しのだ。

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