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その男

Posted by 松長良樹 on 20.2013 0 comments 0 trackback
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 保安官はその酔っ払いを留置所から引っ張り出すと、ヤカンにコーヒー粉をそのまま入れて沸かした、世辞にも美味いとは言えないコーヒーをテーブルに置いた。苦み走っていて西部の荒くれ者を相手にしてきた男の扱いは、決して丁重とは言えなかった。
「おい、もう酔いは覚めたかな」
 太い声で保安官がそう言うと男がかすれた声で答えた。
「ええ、もうとっくに覚めてますぜ。マスター(旦那)」
「マスター? その言い方はよせ」
 不機嫌そうな表情で保安官は吐き捨てるように言った。

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