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発明

Posted by 松長良樹 on 12.2015 2 comments 0 trackback
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 何でも溶かしてしまうという液体を発明した高名な博士が、なんだか頭を抱えて悩んでいる。そこに現れたのがテレビレポーターの青年だ。
 青年がすかさず質問する。
「どうしました? 何をそんなにお悩みなのですか。世紀の大発明をなさったというのに?」
「いやね、液をつくったのはいいが、その液を入れる容器がないんだよ」
「なるほど。で、その液はいったいどうしたのです?」
「すべてを溶かしながら今地球の中心部に向かっているところじゃ」
「それは困りましたね。それで、これからどうします博士?」
「わしはもう一つ発明をしなきゃなるまい」
「どんな?」
「決まっている。絶対に溶けない物質の発明じゃよ」
「――なるほど。なるほど」

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