宇宙珍事件スペシャル 3

Posted by 松長良樹 on 07.2016 0 comments 0 trackback
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 ――ある時、宇宙からの通信をチリの高原にある巨大な電波望遠鏡群がキャッチした。
 その信号には規則性があり意図的なものである可能性が高くなり、世界が動揺した。
 もしそれがその通りなら、ついに……。
 そしてその信号は最新鋭のコンピュータによって解析され、宇宙語の存在を科学者たちは確信したのである。だが、その言葉の順序が逆さまなのである。主語と述語が逆、などというレベルではなかった。回文だという科学者までいたが、それも違う。
 つまり真逆に読まなければ成立しない言葉なのである。

 そしてついに彼らが地球に降り立った時、その奇妙さは極まったと言っていい。
 なぜなら、人間そっくりの彼らは皆、逆立ちして歩いていた。

                                end
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