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宇宙珍事件スペシャル 5

Posted by 松長良樹 on 10.2016 0 comments 0 trackback
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「私は今後の地球に暗黒の日々を約束する!」
 そのメッセージはある日、突然、世界中の空にこだました。それが不思議なことにすべての国の人たちの耳にそう聞こえる。だからそれが何語なのかわからないので、ひとまず宇宙語としておく。
 その途端に太陽の光が消えた。というか太陽光が何ものかに遮られたのだ。
 すると三日としないうちに世界が凍り始めた。植物は枯れはじめ、南極の氷は溶けるどころか山のような氷河に成長した。暗くて寒い長い、長い夜。凄まじい地球の寒冷化、引き続きおこる天変地異、寒さに弱い種は死に絶え、極寒に生きるものだけが辛うじて生きながらえていた。しかし作物がやられ、家畜がいなくなると、すぐに飢餓が襲ってきた。
 人類はもはや神に祈るほかすべがなかった。誰もが絶望し、天を恨んだ。
「ああ、神よ、私は何か悪いことをしましたのか?」
 神父が暗黒の空に疑問を投げかける。と天から声がした。それがゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじのような声だ。
「いいえ、悪い事なんてしてませ~ん! ただ太陽をさえぎって遊んでみただけで~す」
「????!!!!」
 驚きもつかの間、もう一つの太くて大きな声がした。
「こら!! ぼうず、手をどけないか、そんなことをしていかん! 小さな生命を虫けらのように扱ってはならん。やめないと父さん本気で怒るぞ!!」
「わーっ! 手、どけます。ごめんなさ~い」

 すると数分で太陽が戻ってきた。 涙する人々。
 しかし、宇宙にはとてつもない大きな何か(親子?)が存在している?  ……らしい。

                                              End


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